もんたなんらいふ。

アメリカ・モンタナ州での9ヶ月の留学の中で、考えたこと、感じたことを残したいと思います。

ここ最近、感じること。

将来って、みんなどんな風に決めているんだろう?

 

留学に来て、アメージングとしか言えないような教授たちに出会った。

Nature and Societyという授業を受けて、自然との関わり方や、人間同士の関わり方について考える機会が出来たり、Islamic Civilizationという授業で歴史を学ぶ意義を実感したり。

春学期、がむしゃらに、いい成績がとりたい、とれたら自分の自信に繋がるだろうと考えて、自分の時間の大部分を勉強に割いているけれど、これが将来なにに繋がるのか、繋がるのかどうかすら分からず、むしろ興味関心が広がることで、本当にやりたいことって何?という状況に陥っている。

 

今週開催されている中央アジアを主なテーマとしたカンファレンスのパネルディスカッションにいくつか参加した。

イランやアフガニスタン出身で、移民、難民にならざるを得なくなりそれでもアメリカで学位を取得し、更に大きな夢をもつ人たちの話、イランでアメリカ大使を務めていた外交官の人の話に感銘を受ける一方、日本に、そして両親が全力で教育を支援してくれる恵まれた環境に生まれた私自身の現状と比べてへこみもした。

 

今までずっと、自分を卑下することで、傷つくこととか、否定されることを避け、自分が特別ではないという事実から目をそらしてきたけれど、そういう逃げはそろそろ辞めなければいけないなと思う。

突出して優れた部分があるわけではないからこそ、努力で補わなければいけないし、その努力は正しい努力でなければいけない。

 

読んでも読んでも意味が分からない、そもそも長すぎる中国政治の文献に辟易として、ここまで書き出してみた。

 

春休みスタート🌸

めちゃ前回からあいてしまった…けど、やっと春休みがはじまったので記録のため更新!!

モンタナ大学の日本人の友達4人と、10日間のロードトリップです:)

 

今日は授業が終わってから、4時間半かけてアイダホ州はアイダホフォールズに!

St.Patricsdayというアイルランドの祝日(アメリカでも盛大にお祝いされる☘)のため、車からチラ見したところダウンタウンも盛り上がっていました。疲れてるから無理だけど、行きたかった〜!

 

1枚めはモンタナ、2枚めはアイダホ🌆

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Big Skyな景色が続きます🚗

 

明日はBryce National Parkに!早起き頑張る&ハイク楽しむ❤️

 

 

 

やっと一息。

お久しぶりです ☺︎

新学期がはじまった途端、時間的、精神的な余裕がなくなり更新出来ませんでした 😂 金曜夜ということで落ち着いて来たので、ふりかえり。

 

今週は冬休み終盤のスローまったりライフが嘘のように(笑)せわしない1週間でした。考えることもたくさん。

そのなかで今一番頭を悩ませてるのは履修登録です。

最初の2週間はお試し期間のような感じで、様子を見て授業をドロップしたり追加したりできるのですが、もうぜんぜん決まらない。笑

最低12単位、上限はないですが留学生には17単位くらいが限界と言われるなか、20単位履修登録していて、なにかしらドロップしないとやってけないのは明白なんだけれども。

私のいまとってる授業は以下の通りで。

100 Elementary Chinese

200 Global Health Issues

200 Islamic Civilization

200 Nature and Society

300 American Military History

400 Revolution and Politics of Modern China

頭の数字はナンバリングといって、freshman向けの100から、senior向けの400まで、授業レベルの目安になるものです。

やっぱり中国政治の授業はsenior向けなこともあり、なんなら大学院生もいるため課題の量が膨大。(週に100ページくらいのリーディング、それを踏まえたエッセイとか)

またNature and SocietyとGlobal Health Issuesは週に20ページくらいのリーディング、エッセイ、授業内ディスカッション。

この3つの授業がとってもヘビーで、だけどどれも面白そうだし、ディスカッションでは秋学期悔しい思いをしたぶん頑張りたい、という感じでどれも切りたくない😂

 

どの授業を履修するか、というのを考えるとき、あと4カ月どんなふうにすごしたいのか、留学を通して何を得たいのか、ということによって優先順位は変わると思います。

極端な話、将来アカデミックな分野で活躍するための英語力を身につけたいならハードな授業をとればいいし、アメリカ人、他の留学生と交流してその中で能力を高めたいとしたら勉強以外に余暇の時間を確保できるような履修を組むのが良いと思うし。

 

いまは、どちらかと言えば前者かな〜〜、、、?くらいで、悩みまくってます。

0か100かの思考回路になってしまうのは悪い癖で、ハードな授業をとったら何も楽しめない、というわけでもないですが。

 

履修についてはたぶん来週まで悩み続けます。笑

 

 

***

 

今日、授業で面白いと思ったこと。

Nature and Societyという授業で、4人グループにわかれリーディングに基づいてディスカッションをした時、私以外の3人は環境学専攻のアメリカ人だったのですが、熱のこもった意見交換をしていました。

今回は、人間による自然破壊、それによる生態系崩壊のリスク、などがテーマで、彼らは口を揃えて、「環境学に興味のある学生だけで話していても意味がない。」と強調。

曰く、環境学に関心のある生徒は環境保護の重要性を多かれ少なかれ理解しており、その中で「環境保護大事、促進しよう」というのは簡単ですが、実際のstakeholderには自分たちだけではなく、反対の意見を持った人も含まれる。それを踏まえて、彼らを説得できるような機会をきちんと設けることが必要。

「クラスルームはユートピアでしかない」という言ってたのが印象的でした(きまってた)。

 

またディスカッションの内容自体も私にとって新鮮でしたが、それ以上に、「この人達と同等の英語力でディスカッション出来たらすんごい楽しいんだろうし論理的思考力鍛えられるだろうなぁ」、という、自分の英語力への歯がゆさがマックスでした。笑

そして、日本と違って、ディスカッションで発言することはプラスになることはあれ決してマイナスになることはないアメリカって良い。

目立ちたがり、しゃしゃりすぎ、真面目すぎ、みたいなネガティヴなレッテルを貼りたがる人が多い中、日本人は世界に出て戦えるのかな?とも思いました。

結論とそこに至る過程をきちんと言葉にし、人を納得させる力、それに対しロジックが成り立たない部分を正す力、などなど、めっちゃ欲すぃし重要だと思うけれど、日本の教育や風潮の中ではなかなか得にくいものだなー?とも感じます。

(アメリカ人でも、全員が説得力ある意見を言っているわけではないけれど)

 

 

夜には、韓国人の友達、日本人の友達と、年配夫婦のお家に招かれて一緒に夜ご飯をご馳走になりました :)

韓国人の友達はアメリカ生活四年目、日本人の友達は帰国子女ということもあり、相対的にみて自分の英語力の低さに性懲りも無く凹むっていう、、ほんと性懲りも無い。笑

5カ月経っても、想像していたペラペラには程遠いです。汗

 

でも、アメリカ人のご夫婦と、さらに他のUM生徒のお兄さんと、政治について話すことが出来て嬉しかった。:)

おおーと思ったのは分割政府について話した時。ここ1週間、トランプ大統領が大統領令(Executive Order)を使って、強引に政策を導入していますが、オバマ元大統領がその権限を行使しようとした時には議会がillegalだとして猛烈に反対していたのに、今はそれがない。それはひとえに、オバマが民主党、一方で下院の多数派は共和党という分割政府と呼ばれる状況が原因でした。大統領が何をやろうとしているか、ではなく、所属政党によって反対したり賛成したりっていうのを決める。それは、アメリカのことを考えた行動なの?と奥さんが言っていましたが、本当にその通りだなと。

議会の多数派政党が首相を選ぶ日本ではあり得ない現象ですが、多くのアメリカ人がフラストレーションを抱えていたんだろうな、というのは想像に難くなかったし、オバマ元大統領の時のことを知ることが出来て良かったです。

 

 

とりあえず、今日のことはこれくらい。

考えることはたくさんあるけど、とりあえずもっと政治学頑張りたいな。(まとめ雑)

明日は課題頑張ります。やれるだけ笑!

 

 

では!また深夜なので笑、おやすみなさい😴

遠藤周作『沈黙』が名作なので読んでもらいたい。

こんばんは。

タイトルについては後半参照です。笑

 

モンタナ大学は1/23から授業がはじまるのですが、明日から授業開始までは予定があるので、今日が冬休み最後のゆっくりできる日でした ☺︎

 

午前中はまず、留学生をサポートしてくれるアドバイザーから、「二重に保険に加入することを防ぐため、すでに保険に加入してる場合は証明書をもってオフィスに来てね」というメールが来ていたので、彼女のオフィスを訪ねました。

が、不在。笑

午後2時に戻ってくるということだったので、それまで図書館で、やらなければいけないことを終わらせてました。(2週間遅れで、鬼汗)

 

改めてオフィスを訪れると、今度は会えてひとあんしん。

冬休みの話になると、「カリフォルニアには行った?皆行ってるみたいだけど(笑)」と言われましたが、例に漏れずサンフランシスコとロスアンゼルスに行った私。

モンタナは、12月から1月にかけて零下20度がザラにあるような気候なので、やっぱりあたたかいところを求めて南に向かうのは皆一緒なんだな〜と再確認しました。(笑)

 

私の留学しているモンタナ州について説明を加えると、日本とほぼ同じ面積をもっているのに人工100万人という、人口密度が超絶低い地域、さらに私の住むミズーラは白人が人口の80%を占めるという、先に挙げたカリフォルニアとは対照的な場所です。(カリフォルニア…暑い、人口密度高、人種の多様性てんこもり という正反対さ)

そのため、カリフォルニア旅行は、同じアメリカでも私に全く違う世界を見せてくれました。これについてはちゃんと書きたいなーと思うのですが、一言で言うと「格差社会アメリカ」の光と闇がどちらも見えた場所だった、という感じ。

 

話を戻して、オフィスから戻ったあとは、図書館で借りた本とともにミズーラで一番お気に入りのカフェへ!

コミュニティフレンドという、週末にハングアウトしてくれるホストファミリーのような存在の家族に初めて連れて来てもらった以来、ここのアボカドトーストなしでは生きていけない身体になっています。おいしーんだこれが。。

コミュニティフレンドにクリスマスプレゼントとして、カフェのカードをいただいたこともあり、行かない選択肢はなく、(笑)

アメリカーノとアボカドトーストはやっぱり最高でした。❤️

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そして、いま読んでいるのは、遠藤周作『沈黙』の英訳版。

洋書って、読み始めは順調でも徐々に疲れて途中で投げ出してしまうことが多いですが、好きな作品、更に日本語原作小説の英訳ゆえに分かりやすい英語、という理由などもあり、無理なく読めています :)

『沈黙』は江戸時代の隠れキリシタンを描いた小説ですが、「迫害に屈し背教してしまった人間でも果たして神に赦されるのか。」というテーマがとてもユニーク。殉教者は歴史に名を残す一方、「棄教した人々」は裏切り者と呼ばれ、彼らのストーリーに焦点を当てられることは殆どないです。でも、信仰を捨ててしまう弱さを持った人間って、どれほどかはわかりませんが確実に存在していただろうし、彼らには彼らの苦悩や葛藤があったはずで。「殉教者」を聖人として祀ることに異論がある訳ではないけれど、彼らの存在を浮かび上がらせた『沈黙』という小説は衝撃的でした。(多分、自分にその弱さがあるって確信してるからこそ、共感したのも大きいかな)

既に有名な作品ですが、興味を持った人がいたらぜひ読んでみてください :)

 

モンタナ大学の図書館には、『沈黙』以外にもたくさんの日本文学の英語版があったりしたので、暇が出来たらいろいろ読みたいなーと思います 。

リーディングもできて、日本人としての教養も身につけられて、一石二鳥、、いやその前に、洋書もがんばらなきゃか笑

 

そんな感じで、カフェの後はまたランニングに行き、小説ちょこっと読み、充実した休日でした。

 

明日はついにトランプの大統領就任式ですね。

オバマ大統領が最後の挨拶で「世界が終わるわけじゃない」と国全体を励ました、という記事を読み、それってもうハードル下がりすぎじゃないの…となりました。

 

トランプ政権がはじまる、歴史的な1日になるのかと考えるとソワソワしてしまいます。

 

長くなってしまいましたが、深夜なのでこの辺で。オヤスミナサイ😴

はじめまして from Missoula, Montana

初めまして。

1月19日という、新年の抱負で「毎日ブログを書く」と決めたにしては遅すぎる時期にブログをはじめてみました。(全くそんな抱負たててないけど)(毎日日記を書く、というあったかもわからない目標は1日で終わりました)

 

現在、アメリカはモンタナ州、ミズーラに長期留学中のえみです。

2016年8月からはじまり、2017年5月までの9ヶ月間の留学ですが、留学開始から5ヶ月が経とうとしてるいま(あさってや)ブログをはじめたのには理由があります。

 

すでに秋学期を終え、中間報告のようなものを在籍大学に提出しなければならないため、これまでの5ヶ月間でなにを学び、なにを考えたか、ということを思い返していたのですが、

自分の記憶の頼りなさというか、5ヶ月、4ヶ月の生活に慣れる前の段階の記憶がどんどん薄れていってることに気付きました。

そこで、やはり、日記やブログなどに記録しておくことは、後々のため、あとは自分の頭の中の整理のために大事だなと実感。

ツイッターだと思ったことをぽんぽん投げることはできても、文字数の制約の中で考えをまとめるのは難しい…そして日記だとだれも見てないので自分に甘くなる…ということでブログが採用されました笑

 

***

 

早速、今日(もう昨日)のこと。

冬休み中なので授業もなく、超絶スローライフを送っているところなのですが、17日がオフィシャルにチェックインする日だったのを忘れていたため、まずは寮のチェックインカウンターへ。

私のフロアのResidential Assistant(RA)がたまたま担当で、軽く挨拶を交わして本題に入ろうと思った時、"How have you been?"と聞かれ、超絶固まりました。

いまだに、こう聞かれると、(近況ってどこからどこまで?どんくらい喋ればいいの?)って、どれほど深く掘り下げていいのかって考えちゃってテンパります。向こうが深い意図をもって聞いているわけじゃないことは百も承知だけど、「自分語り」という、日本にいるときには求められてなかったことをナチュラルにするのに焦ってる私はまだまだだなと思いました。

(最初にHow're you~?みたいな挨拶を交わしてからのこの質問だったため多少近況報告すべきとこかなーってシチュでした)

 

チェックインし、上手く返せなかったことにへこみつつ、図書館で中間報告レポートを。

改めて過去の留学経験者のサンプルや、オススメされたブログを読むと、「将来のビジョンを持ち、それを達成するため留学でなにを得たいかを明確にしておく大切さ」をひしひしと感じました。

確かに、目標があるのとないのとでは、モチベーション維持、学習・成長効率において全然違うと思います。散々チューターのバイトしてた頃生徒に言ってたのに、今は自分が出来ていない状況。

じゃあ、どうするか。

将来のビジョンは一朝一夕で決まるものではないと思うので、ビジョンをもとに目標を立てることは出来ませんが、とりあえずどんな職業に就くとしても求められるであろう能力を想定し、それを高めることを目標にしようと決めました。

ランニング30分の中で考え、今のところ、私に足りなくて、不安定な社会に出て行くのに必要な力は「積極的に新しいことに挑戦する力」つまりは行動力かな、と思ったので、春学期は秋学期よりも行動範囲を広げたいなと思います。

(はじめれば何でもいいってわけじゃないけれど。)恥をかかないよう、保身に走ってしまったこともある秋学期の反省も込めて。

 

とりあえず第一歩としてある学生団体にサインアップしてみました。:) 

 

秋学期は敗北することもあったので、英語が喋れない恥ずかしさとか、恐れとかに負けないよう、留学の恥は掻き捨て精神で残りの4ヶ月頑張りますイェイ!

 

では〜深夜なのでオヤスミナサイ😴。